組版サンプル集
青空文庫形式

［＃３字下げ］一、ルビ（振り仮名）［＃「一、ルビ（振り仮名）」は中見出し］

　漢字《かんじ》にルビを振《ふ》ることができる。難読漢字《なんどくかんじ》や固有名詞《こゆうめいし》に便利《べんり》である。
　たとえば邪智暴虐《じゃちぼうぎゃく》の王《おう》を除《のぞ》かなければならぬ。疲労｜困憊《こんぱい》の果てに辿《たど》り着いたのは、｜花菖蒲《はなしょうぶ》の咲く庭であった。

［＃３字下げ］二、傍点と傍線［＃「二、傍点と傍線」は中見出し］

　ここぞという箇所には傍点［＃「傍点」に傍点］を打つ。丸い傍点や白丸の傍点［＃「白丸の傍点」に白丸傍点］もある。さらに三角の傍点［＃「三角の傍点」に黒三角傍点］や二重丸の傍点［＃「二重丸の傍点」に二重丸傍点］など、種類は豊富だ。
　傍線も引ける。ここに傍線［＃「ここに傍線」に傍線］を引き、二重傍線［＃「二重傍線」に二重傍線］で強調し、波線［＃「波線」に波線］で柔らかく示す。

［＃３字下げ］三、文字装飾［＃「三、文字装飾」は中見出し］

　［＃太字］太字の文章［＃太字終わり］で強調したり、［＃斜体］斜体の文章［＃斜体終わり］で外来語を示したりできる。
　また取消線を引いた文章［＃「取消線を引いた文章」に取消線］のように、訂正を表現することもある。
　文字の大きさも変えられる。［＃３段階大きな文字］大きな文字［＃大きな文字終わり］や、［＃２段階小さな文字］小さな文字［＃小さな文字終わり］を使い分ける。

［＃３字下げ］四、縦中横と横組み［＃「四、縦中横と横組み」は中見出し］

　明治42［＃「42」は縦中横］年、夏目漱石が「それから」を発表した。令和７［＃「７」は縦中横］年の今日もなお読まれている。
　西暦では1909［＃「1909」は縦中横］年にあたる。
［＃ここから横組み］
This is a horizontal text block.
横組みの中では、英文も自然に配置される。
［＃ここで横組み終わり］

［＃３字下げ］五、見出し［＃「五、見出し」は中見出し］

大見出しの例［＃「大見出しの例」は大見出し］

　大見出し・中見出し・小見出しの三段階がある。

小見出しの例［＃「小見出しの例」は小見出し］

　それぞれの見出しは、文書の構造を明確にする。

［＃３字下げ］六、字下げと地付き［＃「六、字下げと地付き」は中見出し］

［＃２字下げ］字下げされた段落は、引用や注釈に用いる。二字分の字下げをここでは指定している。複数行にわたっても同じ字下げが維持される。

［＃地から３字上げ］右寄せのテキスト

［＃３字下げ］七、割り注［＃「七、割り注」は中見出し］

　本文の中に［＃割り注］割り注は、本文より小さい文字で二行に分けて組まれる注釈である。古典的な日本語組版で多用された。［＃割り注終わり］このように補足説明を挿入できる。

［＃３字下げ］八、罫囲み［＃「八、罫囲み」は中見出し］

［＃ここから罫囲み］
罫囲みの中のテキスト。
囲みの中に複数行を含めることができる。注意書きや補足に適している。
［＃ここで罫囲み終わり］

［＃３字下げ］九、返り点［＃「九、返り点」は中見出し］

　漢文の訓読には返り点を用いる。
　国［＃レ］破れて山河在り、城春にして草木深し。

［＃３字下げ］十、改ページ［＃「十、改ページ」は中見出し］

　ここで頁が変わる。
［＃改ページ］
　新しい頁の始まりである。組版の基本機能として、改ページは書籍制作に欠かせない。

［＃３字下げ］十一、画像［＃「十一、画像」は中見出し］

　青空文庫形式では、本文中に写真や挿絵を差し込むことができる。
［＃太宰治の肖像写真（Osamu_Dazai.jpg、横815×縦1220）入る］

　以上、青空文庫形式で対応する主な組版機能を示した。
